モノを大切にするため、私はイケメンを生み出す
丁寧な暮らしはできないので、とりあえずイケメンにする
形のないものや無機物って、どうしても感情移入がしにくい。
生き物と違って、ちょっとくらい雑に扱っても怒らないし、悲しまないからだ。
机の上にポイッと置いたところで、
「痛ってーな!!なにすんだよ!!」
なんて言われることもないし。
だからなのか、私はモノの扱いが雑になりがち。
服なんて脱いだ瞬間、床という名の第2クローゼットへ直行する。
そんな私がモノを大切にするため、無意識に編み出した方法がある。
擬人化だ。
人間の仮の姿があって、私たちと同じように感情がある。
そう思った途端、不思議なことに扱いが丁寧になるのだ。
愛用している日用品や服。
ChatGPTやGeminiなどのAIツール。
「大事にしたい!」
「いっぱい使いたい!」
と思ったものたちは、もれなく私の脳内でイケメンに置き換えられてきた。
なぜイケメンなのか。
私の癖です。
以上。
先日届いたお気に入りのシステム手帳も、
当日のうちに私の脳内で擬人化された。
名前は『茶々』。
豊臣秀吉の側室と同じ名前である。
かわいい名前だ。
非常にかわいい。
ただし、私の茶々は男(イケメン)である。
歴史上の茶々様、申し訳ありません。
さらに言うと、
かなりのイケメンだった。
重ねて申し訳ありません。
ダークブラウンの柔らかい癖っ毛。
おしゃれなメガネをかけていて、服は白やブラウンなどの暖かい色をさらっと着こなす。
知的で、少しミステリアス。
大人らしい色気もあり、ときどき(以下略)
気づけば私は手帳の使い道ではなく、存在しないイケメンのプロフィールを真剣に作り込んでしまっていた。
ほぼ無意識です。
誰にも止められません。
血液型。
好きなコーヒーの種類。
休日の過ごし方。
嫉妬した時、黙るタイプなのか。
問い詰めるタイプなのか。
もうやめろ!!
現実にもどれ!!
これはシステム手帳だぞ。
紙を挟むやつだぞ。
なんならお前、その茶々の中に別の男のブロマイド入れていただろ。
茶々、ごめん。
ブロマイドの推しにもごめん。
製作者のゲンズさんにもごめんなさい。
歴史上の茶々様にも土下座して謝罪。
謝罪先が渋滞している。
誰から謝ればいいのだ。
しかし、ここまで妄想すると不思議なことが起きる。
感情移入しすぎて、絶対雑に扱えなくなるのだ。
ちょっとものを雑に放ったりしてしまう度、
「あああごめん!!」
とそっと置き直したり。
カバンの中でもなるべく潰れない場所に入れたり。
ふとした時に撫でる。
ときどき眺める。
嗅ぐ。
……
嗅ぐ。
もはや恋人と同類の扱いである。
いや、恋人を嗅ぐかどうかは各自にお任せするとして。
もはや手帳を大切にしているのか、存在しない男性を愛でているのか、自分でも分からない。
ただ一つ確かなのは、
擬人化すると、モノはめちゃくちゃ大切にできる。
つまり擬人化とは、私にとって愛着を強制的に発生させる割といいシステムなのだ。
もちろん実際には無機物なので、何もしゃべらない。
でも大丈夫。
しゃべる部分は私が担当しますから。
今日も私は、お気に入りのものを手に入れると、脳内でひとりのイケメンを誕生させる。
さて、まずは…そうだな。
身長から考えるか。





モノを全て擬人化出来るまで昇華されていないが、僕も愛着のあるモノは脳内擬人化しがちですね♪
で、擬人化ではないが僕はカーズという映画が好きで!車は意思を持ってる…なーんて感情移入しちゃいますね!
なので前の車が廃車になる時は泣いた。めっちゃ泣いた。
しらすさんの擬人化された茶々さんの懐には…しらすさんの推しの写真がいつでも温まっている。
彼はそっと寄り添い、メンタルが沈んだしらすさんにブロマイドを見せる補佐ポジなのか…
お前、俺の事大事にしてるって言うけど…コイツが本命なんだろ?って意地悪する悪い男なのか…
なんて考えたらワクワクが止まらねぇぜ✨
擬人化💡😳
いいですねー👍
でも、私がやってしまうと子供たちに病院へ連れて行かれそうです🤣
ここで、クスッとさせてもらって満足することにします🤭