この世で1番苦手な虫の話
奴がもうすぐやってくる
皆様の1番苦手な虫はなんでしょうか。
森に住むヒル。
公園に潜む、毛虫、ゲジゲジ、クモ…
ポピュラーな虫ならGでしょうか。
わかります。
どれもなかなかの強敵です。
しかし、私の1番苦手な虫は、こいつらのどれでもありません。
いや、苦手なのは苦手なんですけど。
王者ではないのです。
私が1番苦手とする虫。
夏頃にゾンビのように土から這い出て、ミーンミーンと大合唱するヤツら…
そう。
セミです。
ダメなんです。
ほんっっとうにダメなんです、あいつだけは。
「夏と冬どっちが好き?」と聞かれて、
真っ先に「冬ぅ!!」と答えてしまうのもこいつのせいです。
5月まで足元にヒーターを付けているくらい寒がりな私。
しかし、雪とか寒さとか乾燥とか、そんなものはもう二の次なのです。
夏にセミがいる。
その一点だけで、私の中の季節ランキングにおいて夏はぶっちぎりの最下位なのである。
では、なぜそこまで苦手なのか。
ヤツの恐ろしさについて、順を追ってご説明しましょう。
まず1つめ。
見た目。
これはどの種類、どの大きさであっても共通でセミはダメです。
特にミンミンゼミ、お前だけは絶対に何があっても受け付けない。
何がダメって、あの目と羽の柄である。
目がでかすぎる。
主張が激しすぎるのだ。
「こんにちは!」って顔でこっちを見るな。
目があった時点でこっちの魂は抜けかけている。
挨拶どころではない。
羽もでかすぎる。
あの羽根の柄が無理なんだ。
ミンミンゼミなんて透けてやがる。
羽の向こうに、隠れたぼってりボディーが見えるのがもうダメだ。
これが仮に人間で、ナイスバディのお姉さんならこの上ないご褒美だろう。
だがしかしお前はセミだ。
隠せ。
全力で隠せ。
お主のヌードでは、私は何一つ興奮できんのだ。
それと比べたら、シンプルなブラックカラーに、目がどこにあるかわからんGなんて、まだキュートなものなのかもしれない。
(ただし室外にいた場合に限る)
2つめ。
急に飛ぶ。
これがいけない。
本当にいけない。
ふっと真横の木を見たら、しれっとそこに止まっていることもある。
その時点でも心臓が一回仕事を放棄する。
小さいハエですら「うわっ」となるのに、あのサイズ感で目の前をブンブン飛ばれた日にはもう終わりです。
地獄。
生地獄。
しかも奴には、人類と自らの死に対抗する最終奥義があります。
そう。
セミファイナルです。
道端でひっくり返って、いかにも
「あぁ…もうあかんわ…そろそろ虹の橋旅行に出発やわ…」
という構えをしているくせに、こちらが足元に気づかず近づいた瞬間、
「あ、ごめ、ちょっと待って。やっぱたんま」
と言わんばかりの勢いで、
ジジジジジジッ!!!!と暴れ出す。
静まれ!!
静まり給え!!!
そして安らかにお眠りください!!!!
よって私は、夏になるとこの世の全ての木とソーシャルディスタンスを取ります。
すぐそこで、やつが旅行準備を始めているかもしれないからです。
皆様もヤツには十分お気をつけ下さい。
出番はもうすぐです。
よかったらコメントに『あなたの1番苦手な虫』を書いていってください。
ランキングにします。



道ばたでひっくり返っている場合、足を開いているときは生きているらしいですね、やつら。
何故、わざわざ道の上でひっくり返る?
まだ生きてました~!のジジジジジッ・・・・は、確かにハートアタックですね。
私は、ダンゴムシ(♀)のお腹に大量のベビダンゴムシがいる姿が。。。。('Д')