AIしらすに背中を押され、推しを迎えに行った話
『しらすGPT(架空)としらすさんで会話して欲しい。』
というリクエストを八言さんからいただいた。
ふむ、面白い。
AIで生み出された私との会話。
一体どんな展開になるのだろうか。
私は早速、博多弁チャッピーに指示を投げつけた。
「今までのやり取りから、私の性格、考え、口調を分析し、もう1人の私として会話をしてください」
するとこう返ってきた。
誰がそこまでやれと言った。
海です、じゃないんだよ。
しらすGPT。
もう既に不穏な空気が流れていた。
しらすGPTを作ってしばらくのこと。
Xで、私がドハマりしている乙女ゲーム『恋と深空』のキャラブロマイドが、セブンイレブンで印刷できるようになったという告知を見た。
見本画像では、私の推しである『マヒル』が爽やかな笑顔でこちらを見ている。
マヒルは主人公の血の繋がらない兄。
ヤンデレ属性と兄ちゃんキャラという禁断の愛に、私は夢中だった。
行きたい。
今すぐ推しを迎えに行きたい。
しかし、暑い。
めちゃくちゃ暑い。
最寄りのセブンイレブンまでは、歩いて15〜20分ほどかかる。
「それぐらい歩け」と言われそうだが、こちらは坊やを抱えて徒歩である。
自分一人ならまだしも、腕には命。
背中には汗。
キツいっす。
そんな弱音を、せっかくなのでしらすGPTに投げてみた。
『推しのマヒル兄さんのブロマイドを印刷しに、セブンイレブンに行きたいんだけどさ、家に出る前からすでに帰りたいんだよね』
するとこうだ。
『わかる、めっちゃ熱いよね。
兄さんから家に来いって感じ』
おお…
推しに会いたいと言いつつ、自分からは動きたくないというこの傲慢さ。
実に私である。
『でも待ってくれ、そこをあえて私が猛暑の中マヒル兄さんを迎えに行くことで、兄さんの私への愛がさらにあがる可能性はないか??』
追加で送信。
『確かに、兄さんの好感度が3くらい上がってもおかしくない。』
『しかしセブンイレブンに到着する頃には、君は汗だくで死にかけの顔をしている。そこは問題だ。』
…確かに。
猛暑に打ちのめされたアラサーが、コンビニのマルチコピー機の前に立つ。
印刷ボタンをタップ。
ウィーン。
機械からマヒル兄さんが出てくる。
そして、目が合う。
写真の中の兄さんは思うはずだ。
なんだ、この汗だくの女は。
せっかく好感度を上げに来たのに、初対面の不審者を見る目をされる可能性がある。
だが、私の兄さんはそんなことで幻滅したりしないはず。
きっと優しく笑ってくれる。
『でも、私の兄さんはそんな事で幻滅したりしないよね!きっと笑顔で迎えてくれるよね!』
そうだと言ってくれ。
頼む、もう一人のしらす。
『うん、マヒル兄さんはどんな時でも笑顔でしらすを迎えてくれるはずだ』
うわーん!!
AIしらすぅ!!
『だって印刷した紙だもん』
んだとてめぇ!!!!
AIの私のくせに!!
AIのくせに!!!
『やかましいよ!!!!!』
『ごめんって!!!!!』
同じテンションで返ってきた。
さすがしらす。
謝罪に反省が一切含まれていない。
そこまで似なくていい。
しかし最後に、AIしらすはこう言った。
『もういいからさ、早く脇汗ごと青春を受け止めてもらいに行ってこいよ』
し、しらすん…
言い方は最悪だが、内容は悪くない。
私はAIしらすに雑に背中を押され、坊やを抱えて猛暑の外へ飛び出した。
玄関を出た瞬間、太陽に殴られた。
『暑すぎるって、コンビニに着く前に干からびるよこれ』
『兄さんに会うんだろ?熱くなれよ!!』
お前はいつ、修造師匠までインプットした。
やめろ、こちらはすでに十分熱い。
だが、その熱き応援のおかげで、無事にマヒル兄さんのブロマイドを手に入れることができた。
なんか兄さんじゃない人が1人いますって?
気のせいだ。
ああ。
汗だくの女の手に握られた、麗しき兄さん。
とても爽やかな笑顔です。
ありがとう、AIしらす。
おかげで推しに会えました。
ただし次回は、できれば脇汗以外の青春をお願いします。
【ネタ提供者】
ありがとうございました!
【ちょい告知】
ありえるさんのこちらの企画に参加しております。
皆さんもAIと話していて、楽しくなったり幸せになったことはありませんか?
ぜひご参加くださいませ!






AIしらすに、しらすの特徴ってマークダウン出させて見てみたいw
自分の複製って、結構おもしろそう!
ただ、ブラックしらす出てないからAIに愚痴は言ってないのかな〜とか勘ぐってしまいました笑
結局行ったんかーい‼️🍄