我らが姫、みーさんからまたもやリクエストがきた。
「“ごめんなさい”を“米野菜”と言い換えても、バレないのか検証してほしい」
なるほど。
ごめんなさい。
こめやさい。
たしかに似ている。
声のボリュームを落として、申し訳なさそうな顔をしてれば、意外といけそうだ。
今回もこちらの承諾なく、勝手に書くことが決まっていたのだが、
実はこのリクエスト、結構前にいただいたのになかなか記事にできなかった。
企画とか他の記事で忙しかった。
…っていうわけではなかった。
「ごめんなさい」という機会が私になかったのです。
他人に謝るときは基本的に「すみません」だし。
そもそも、私は家から出ないニート。
基本的に話し相手は坊やと夫しかいない。
夫に「ごめんなさい」なんて丁寧な言葉で謝罪しない。
毎回「ごめん!」か「ごめんって!(半ギレ)」である。
したがって、「ごめん」を「米」に変換することはできても、「野菜」が登場する隙がなかった。
これでは、ただ主食を強く要求している人である。
いっそ創作してやろうかとも思ったが、私の作家としてのプライドが許さなかった。
リアリティだ。
私のエッセイはリアリティが必須なのだ。
みーさん、すみません。
いや、米野菜。
完全な希望には私は応えられませんでした。
しかしせっかくネタをいただいたので、せめて主食だけでもいかせていただきます。
さて、肝心の検証結果はどうだったのか。
結論から言うと、半分くらい効果があった。
試す機会は何度もあった。
夫はとにかくしつこいし細けぇ男だ。
こちらが何かしらやらかすと、必要以上にちょっかいをかけてくる。
謝っても終わらない。
むしろ、そこからが本番とばかりに煽ってくる。
1回2回は素直に謝るが、3回目以降となるとだんだんめんどくさくなってくる。
それでも夫がしつこく絡んでくるので、ついに私は攻撃に出た。
「だから…米ってば」
数秒の沈黙。
「あのさ」
しまった。
流石にバレたか。
「ごめん」を「米」に置き換えるなど、謝罪する人間の態度ではない。
むしろ反省の対極線上にいる。
更にめんどくさくなってしまう。
そう思って身構えていると、夫は眉間にしわを寄せながら続けた。
「何言ってんのか聞こえないんだけど」
難聴だった。
バレたのではない。
ただ、聞こえていなかっただけだった。
こちらが勇気を振り絞って放った「米」は、夫の耳に届く前に消滅していたらしい。
その後も何度か試してみた。
「米って」
「米、米」
「はいはい、米ね」
つっこまれることはなかった。
本当にバレていないのか。
それとも「また何か言ってるな」と、聞き流されているだけなのか。
真相は彼にしか分からない。
よって今回の検証結果は、
小声なら、たぶんいける。
ただし、相手の聴力と関心の低さに大きく左右されます。
皆様もイラついたとき、よければやってみて下さい。
「ごめん」と言っているように見せかけて、心の中では堂々と主食を叫べます。
私とみーさんが、皆さまからの検証結果をお待ちしております。
おまけ
せっかくなので、うちの坊やにも試してみた。
お風呂のプラスチックの桶を取り上げて激おこだったからだ。
これは謝罪のチャンスである。
私は坊やの目を見つめ、できる限り申し訳なさそうな声で言った。
「坊や、米野菜」
「…」
クリームパンみたいなおててで、顔面を思いっきり叩かれた。
メガネが飛んだ。
坊やには「ごめんなさい」も「米野菜」も無力である。
謝罪より先に、桶を返せということらしい。
桶は米野菜より強し。
【ネタ提供者】
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しらすさん、今回も発想がぶっ飛んでて最高でした🤣
「ごめんなさい」を「米野菜」に言い換える検証、
まずリクエスト内容がエグいですw
謝罪しているように見せかけて、
心の中では堂々と主食を叫ぶ。
この時点で反省の対極にいますね🤣
しかも旦那さんにバレたと思ったら、
まさかの聞こえていなかっただけという展開、
難聴に不覚にも笑っちゃいましたw
そして最後、
息子さんには通用せず、
クリームパンみたいなおててでメガネを飛ばされるの最高でした🤣
なかなかの一撃でしたね?😱w
桶は米野菜より強し。
本日の教訓として、
心に刻ませていただきます🤹🏻
米野菜と引く声で言えwww
使ったことなかった!
スマホの優秀なマイクで試してみます!
相手を誰にしようかなぁ〜😅