憧れのシステム手帳が、私のものになった日
理想の手帳は、ご縁の先にあった
私は書くことが好きだ。
スマホやPCにポチポチと入力するのももちろんだが、紙やノートに書くのも大好きだった。
手帳もめちゃくちゃある。
ノートも3、4冊くらい同時に使っている。
手帳とノートの専用ボックスまであるくらいだ。
そんな私なのだが、意外にもひとつだけ持っていないものがあった。
システム手帳だ。
ずっと欲しかった。
欲しかったのだけれど、これがなかなか決まらない。
楽天を見て、Amazonを見て、ハンドメイドショップも巡回する。
「人が作った温もり感が欲しい」
「これは色がなんか違う」
「お、かわいい…5万!? 高すぎるだろ!!」
そんなことを繰り返しているうちに、月日は流れた。
こだわりが熟成されるどころか、完全にこじれていた。
欲しい。
でも妥協したくない。
そんな面倒くさい手帳愛を抱えながら生きていたある日、サブスタでひとつの記事が流れてきた。
フォロワーであるゲンズさんが、奥様の手帳を作ったという記事であった。
(記事はこちら)
手帳好きの私は本能的にその記事に吸い寄せられた。
そこにうつる、奥様の手帳。
こ、これは!!!!!
私の中で、嵐の『Love so sweet』が流れ出す。
一目惚れだった。
「こういうのが欲しいんだよ!!」
と、私の中の手帳オタクが立ち上がって拍手している。
あまりの可愛さに思わずコメントを送り、そしてつい本音まで漏れた。
私も欲しい。
するとゲンズさん。
まさかの、
「作りましょうか」
という流れになった。
…まじか。
いやいや。
冗談かもしれない。
ネット上には社交辞令という文化もある。
そう思っていたのだが、その後DMで色やデザインについて、とても細かくヒアリングしてくださった。
その間の私はずっと、
「い、いいいいんですか!?!?」
と、驚きと感動で心が荒ぶっていた。
制作の途中経過も定期的に送ってくださった。
なんて親切なんだ。
革が切られ、
形になり、
少しずつ手帳になっていく。
私の手帳ができている。
世界にひとつ、私のための手帳が。
写真が届くたびにニヤニヤする。
完成前からもう愛着がすごい。
そしてついに。
念願の手帳が、わが家に到着した。
ドキドキしながら箱を開ける。
まず梱包がめちゃくちゃ丁寧だった。
本当にこの人、お店やってないんだろうか。
もしオンラインショップをされていたら、私は梱包の時点でレビューに☆5をつけている。
そして白い布の袋。
正式名称は知らん。
とにかく、そのおしゃれな白い袋から手帳を取り出す。
そしてついに、ご対面。
うおあああああ!!!!!
好きだぁぁぁぁあ!!!!!!
色。
質感。
デザイン。
すべてが私の心にダイレクトアタックしてきた。
制作途中の写真は何度も見せてもらっていた。
だから、ある程度は想像できているつもりだった。
甘かった。
実物はその倍。
いや、5倍以上かわいい。
そして、
スンスン。
なぜか嗅ぐ。
……革の匂いだ。
スンスンスンスンスン…
革の匂いだ!!!!(確信)
私は本当に、憧れていた本革のシステム手帳を手に入れてしまったのだ。
以前ゲンズさんは、
「もし気に入らなければ返品してもいいですよ」
と言ってくださっていた。
いや。
返品なんてしません。
これは私のものです。
絶対に私のものです。
もう嗅ぎましたし。
既にマーキング済みです。
さらに、皮の栞まで添えてくださっていた。
どこまで私を喜ばせれば気が済むんだ。
このあたりで私の情緒はブレイクダンスを始めていた。
さっそくリングを開き、リフィル(中の紙)をセット。
パチン。
ああ。
システム手帳だ。
私のシステム手帳だ…!
思わずじーんとしてしまった。
そして私は、あるものを取り出した。
以前、猛暑の中をコンビニまで歩き、やっとの思いで手に入れた推しのブロマイドである。
(詳細はこちら)
システム手帳を手に入れた暁には、真っ先にやろうと決めていたことがあった。
これを。
スッ。
……完璧だ。
今までこれといった保管場所がなく、無造作に置かれていたブロマイド。
ようやく居場所ができた。
ポケットから推しがこちらを見ている。
推しよ、お待たせしました。
あなたに最高の居場所をご用意できました。
こうして私は、長年欲しかったシステム手帳を手に入れた。
正直に言うと、まだこの手帳を何に使うかは決めていない。
予定管理に使うかもしれない。
ネタ帳になるかもしれない。
日々思ったことを書く場所になるかもしれないし、まったく別の使い方を思いつくかもしれない。
「何を書くか」を先に決めるのではなく、使いながら少しずつ私の手帳になっていく。
新品だった革に傷がついたり、色が変わったり。
ページが増えて、挟むものが増えて。
そのうち私しか分からない謎の紙切れなんかも入ってくるのだろう。
そうやって育っていくのも、本革の手帳の楽しみなのかもしれない。
なんにせよ、この先私の相棒としてたくさん愛用させてもらいます。
ゲンズさん。
本当にありがとうございました。
とりあえず明日からも、スンスンしておきます。







素敵な手帳ですね!文房具好きとしては反応せずにはいられない……
レザークラフトも少しやりますが、まだ手帳は作ったことないのでチャレンジしてみようかな。。
手帳は、自分のイメージと合うのを探すのめちゃくちゃ大変ですよね!
しかも、ネットだとなかなか出会えないですよね~
どんなことが書き込まれるのか楽しみですね~